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ヨークシャーテリアの仔犬を選ぶ時のポイント

投稿日:2018年1月23日 更新日:

ヨークシャーテリア可愛い子犬、子犬を飼うときに、どうしてもその愛らしさから衝動買いをしてしまうことも良くあります。そんなときのために、子犬を選ぶ時の大切なポイントをいくつか紹介します。

1 理想とするワンちゃんとのライフスタイル

ヨークシャーテリア可愛い子犬、子犬を選ぶ時にとても大切なことは、飼い主さん自身がワンちゃんとの生活に、どのようなものを求めているかということです。お散歩やアウトドアなどのアクティブな生活を望んでいて、飼い主さん自身がエネルギッシュな方なのであれば、体のしっかりした元気な子を選んだ方が楽しいワンちゃんとの生活が送れるでしょう。

反対に、家の中でのんびりとした生活を希望している穏やかな性格の飼い主さんには、穏やかな大人しい子を選んだ方が希望の生活が実現できるでしょう。可愛いからという理由だけではなく、迎え入れる前にご自分のライフスタイルにあった子なのか冷静に考えてから買われることをお勧めします。

2 子犬のサイズ

ヨークシャーテリア可愛い子犬、

  • ヨークシャーテリアのような超小型犬は、成犬時に小さくて可愛い子をと希望される飼い主さんが多くいらっしゃいます。ですがブリーダーの立場から言わせていただくと2~3ヶ月の時にいくら小さくても、成犬になった時大きくなる子は大きくなりますし、2~3ヶ月の時に大きな子でも小さくなる子は小さく収まります。
  • ヨークシャーテリアは、歴史が浅いので「ヨーキーは化ける」と言われるくらい、小さい時に小さくなると思って購入したらびっくりするくらい大きくなってしまったということもあります。
  • 半年くらいしても小さな子は、成犬になっても小さく収まる可能性が高くなります。
  • 必ずしも2~3ヶ月の子犬の時の体重が、成犬の体重に比例している訳ではないことを理解しておいてください。
  • むしろ、しっかりとしたブリーダーのところの子犬は小さい時にはコロコロよく太り決して小さい訳ではありません。サイズを気にするより子犬の時期は体を作る大切な時期なのでコロコロしているくらいの方が健康な子に育ちます。
  • 体重より頭骨、鼻、パット(足の裏)の大きさの小さい子は、成犬になっても小振りな子になる可能性が高くなりますので参考にしてみて下さい。もし、両親のサイズが分かれば子犬の成犬時のサイズの参考になります。

3 子犬の性格

ヨークシャーテリア可愛い子犬、ライフスタイルと合わせて子犬の性格は、子犬選びにおいてとても大切になります。飼い主さん自身のエネルギーレベルとあまりに違うタイプの子を迎え入れてしまうと、ワンちゃんに振り回されて飼うのが負担になってしまったり、ワンちゃんにとっても自分の欲求を満たしてもらえずストレスから問題行動を起こす原因になる可能性があります。アクティブなエネルギーレベルの高い飼い主さんならどんな性格の子を迎え入れても構わないとも思いますが、穏やかなのんびりした性格の飼い主さんは、購入先の方にはっきりと自分の希望する性格の子を伝えることをお勧めします。ブリーダーであれば、子犬の両親や兄弟犬との関わり方等から大体の持って生れた気質というものが分かっているのでご希望のワンちゃんをお勧めしていただけると思います。

ワンポイントアドバイス

 

ヨークシャーテリア可愛い子犬、

ペットッショプなどの場合、抱いた時に暴れたり、プルプルしたりせず腕の中で静かにお利口にしている子は基本的にエネルギーレベルの中位の一番飼いやすい子だと思います。暴れてじっとしていない子は、エネルギーレベルの高い元気な子の可能性があります。とてもプルプルしてしまう子はエネルギーレベルの低い神経質なところがある子の可能性があります。

4 健康状態

ヨークシャーテリア可愛い子犬、

子犬を飼う時に一番大切な事は、健康であるかということです。

  • お尻が汚れている子や目やにが出ている子は、体調が悪かったり病気をもっている可能性があります。
  • ちゃんとしたブリーダーやペットッショプなら体調の悪い子を人に見せるようなことはありませんが、ペットッショプだと母親から早い時期に離され流通機関や、慣れないペットッショプ環境の中でどうしても体調を崩しやすい子はいる可能性は高くなります。
  • 健康な子は、鼻が濡れていて目も輝きがあり子犬なので好奇心が旺盛で良く動きます。
  • 後ろ足を手のひらで踏ん張らせてみて力の入いらない子は、足腰の弱い子の可能性があります。

5 ショータイプの仔犬をお探しの場合

ヨークシャーテリア可愛い子犬、

もし、ドッグショーに興味がありショータイプの子犬をお探しの場合はしばらく待つ覚悟でショードッグを繁殖しているブリーダーに問い合わせることをお勧めします。

ブリーダーも、ショータイプの子は自分のところに残したいと考えているので譲ってもらうには信頼関係が大切になります。可能であれば3ヶ月位になってから見せてもらうと将来の毛質、噛み合わせ、構成などの予想がつきやすくなります。ショードッグの場合、性格も大切な要素になってきます。

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