1 ドッグフードの選び方
ヨークシャーテリアに限らず、ドッグフードはワンちゃんが毎日食べる物なので、しっかり内容を確認してから選んであげてください。
選び方のポイント
- 原材料を確認しましょう。
- ワンちゃんは肉食なので、お肉が一番最初に記載されいる。
- 粗タンパクが、できれば24%以上入っていることが望ましい。
- トウモロコシ、小麦、大豆は消化が悪くアレルギーになりやすいので、入っていない方が望ましい。
- ワンちゃんにとって、有害な合成保存料や着色料が入っていない。
2 ドッグフードの切り替え方
- ワンちゃんは、毎日食べている食事に内臓を合わせていくので、何度もドッグフードを変えるのは好ましくありません。頻繁にドッグフードを変えてしまうと、健康な内臓を作ることができなくなり、健康な体になれなくなってしまいます。
- ドッグフードを変える場合は、ワンちゃんの内臓の事を考えて2週間くらいかけて徐々に変えていってください。最初は以前のドッグフード9割、新しいドッグフード1割から変えていきましょう。調子が良ければ8対2、7対3の割合で徐々に新しいドッグフードに変えていってください。
3 ダイエットフード
体重が増えてしまったら、ダイエットフードがお勧めです。去勢や避妊をしたり、年を取ると太りやすくなります。運動で体重を減らすのは、ヨークシャーテリアには難しいです。その際に、ダイエットフードを上手に利用することで、体重のコントロールが出来ます。ただし、量だけはちゃんと袋に表示された量を守らないと効果が得られません。ヨークシャーテリアは、体重が増えると足腰、心臓への負担等、色々な面で影響が出てきますのでダイエットフードを上手に取り入れていくことをお勧めします。
4 食べムラの対処法
ヨークシャーテリアは、食の細い子はなかなか食事を食べてくれません。まず、生後半年を過ぎ、ある程度成長が止まってくると以前のように餌をしっかり食べなくなることがあります。これは、成長が止まってきているため、前ほど体が栄養を必要としていなくなったのと、ワンちゃんの心も成長して餌を食べないことで、飼い主さんが自分より上なのか試している可能性があります。
また、油分の多いドッグフードだと開封してから時間がたつと、油が酸化して食べが悪くなることがあります。
食が細くなっても、元気でウンチの状態が変わらず健康であれば気にせず、20分位しても食べなければお皿を下げてください。お腹が本当にすけば、諦めて次回の餌の時間から食べるようになります。
4-1 食べないときの工夫
食べが悪く心配な時でも、新しいドッグフードにどんどん変えていくのはお勧めできません。ちゃんとしたドッグフードであれば、なるべく同じものを食べるように工夫されるのがいいと思います。
- 例えば、同じ餌でもお湯をかけて少し温めてあげると、香りが良くなるので食べることがあります。
- ほんの少しだけお肉をトッピングしてあげるだけで食べるようになったりします。
- もう一つ注意していただきたいのが、お皿の形です。神経質な子は、深いお皿だと頭をお皿に突っ込むのが嫌なのか、食べが悪くなる子がいます。お皿を平らな形に変えてあげるだけで食べるようになる場合もあります。
5 おやつの与え方
ヨークシャーテリアは体が小さい
ので、少しのつもりのオヤツでもワンちゃんの体重に対しては結構な量をあげてしまっていることがあります。
- ご自分の体重に対比して考えて頂くと、適正なオヤツの量が分かりやすいと思います。
- オヤツのあげ過ぎは、肥満やドッグフードを食べなくなる原因になります。ヨークシャーテリアは年をとってくると肥満になりやすい子がいます。肥満になると、体の小さいヨークシャーテリアは、飼い主さんが思っている以上に足腰に負担がかかります。糖尿病や心臓への負担などからも、なるべく太らせないことが健康のコツになります。