自己紹介 | ヨークシャーテリア(ヨーキー)大百科

この記事の目次

ごあいさつ
資格情報
賞歴

ごあいさつ

私がブリーダーとして初めての繁殖から現在に至るまでを、簡単に紹介させていただきます。

12年前、私は飼っていたヨークシャーテリアがとても可愛くて「この子の命を繋げていきたい」、「私がこの子に与えてもらった幸せな気持ちを、お譲りした方にもお届けしたい」という想いから、ヨークシャーテリアのブリーダーになりました。

とても楽しみにしていた初めての出産。私は、ヨークシャーテリアの出産を甘く考えていました。微弱陣痛で子犬はいつまで待っても産まれず、母犬も疲れ果て、急きょ帝王切開をすることになりました。
自宅に戻り連絡を待つ私のところに、先生からお電話がありました。
「無事に産まれましたが、１頭弱い子がいて家に連れて帰っても助からない可能性が高いし、助かってもお金が掛かるから連れて帰らずに、ここで安楽死という選択肢があります。」と・・・。

私は、その時「命」を扱うということの重さと、自分の甘さを思い知らされました。

同時に、「私はブリーダーに向いていない。」「私は産まれてきた命と飼い主さんの幸せな生活のお手伝いがしたい。」という、強い想いを抱きました。

「命を守る」という選択をしたその弱い子も、１０歳まで元気に生きてくれました。

その後、私はすぐドッグライフカウンセラーという躾（しつけ）の資格を取りました。

けれど資格を取ってはみたものの、犬を扱った経験の浅い私が、資格を取っただけで本当に「飼い主さんとワンちゃんの幸せなお手伝い」なんかできるのかな・・・と自信がなく、なかなか行動に移すことが出来ませんでした。

そこで、３つの目標を立てました。

３つの目標を叶えることが出来たら、きっと人に何か伝えられることが自分の中にできると思ったからです。

１つ目の目標は、

「ドッグショーで自分の繁殖した犬を、オーナーハンドラーとしてチャンピオンに仕上げる。」ということです。
（オーナーハンドラーとは、自分の犬をプロの方にお願いするのではなく、飼い主さん自身で自分の犬と一緒にショーチャレンジすることです。）

この目標は、自分で自分の犬をプロの方の中でチャンピオンに仕上げることが出来たら、犬との関わりについて大切なことが学べると思ったからです。

２つ目の目標は、

「JKC （ジャパンケンネルクラブ）のB級ハンドラーの資格を取る。」ということです。
（ハンドラーとは、ドッグショーで犬と一緒に歩く人のことです。）

B級の資格は、小型犬と大型犬の２犬種を引いて試験を受けます。B級を取ることが出来たら、大型犬の扱いも覚えることが出来ると思ったからです。

３つ目の目標は、

「日本アロマ環境協会のインストラクターの資格を取る。」ということです。

この資格は、犬は嗅覚の鋭い生き物なのでアロマの香りをワンちゃんとの生活に上手に取り入れられたら、という想いから取ることにしました。そしてワンちゃんの感情は、飼い主さんの感情にとても影響を受けます。アロマの香りは、飼い主さんがリラックスするのにも役立つと思ったからです。

また、この資格は「香育（こういく）」という形で学校などで子供たちにお話をする機会も持つことができます。香りというものを通して「命の大切さ」を子供たちに伝えたいと思ったからです。

１０年掛かりましたが、３つの目標を達成することができました。

目標を達成出来た時、偶然、志太ビジネスグランプリのことを知り、自分の貯めてきたことを形にしてみようと応募をしました。アドバイスをしていただいた方には「最初、えんぴつ書きの書類を持って来られた時はどうしようかと思った。」と言われるような状態からのスタートでしたが、奨励賞を頂くことが出来ました。

ビジネスグランプリには「わんわん健康ウォ－ク」という内容で、ワンちゃんのお散歩を通して飼い主さんとワンちゃんの健康作りを提案する内容で応募させて頂きました。

奨励賞を頂いた後、講座を何回か開催させていただきました。その講座を行う中で、しっかりと健康に役立つウォ―キング法を学びたいと思うようになり、国際感食協会の「ベジタサイズ＆ハッピーウォ－ク」のウォーキングのインストラクターの資格を取りました。お散歩というだけでなく、飼い主さんが健康であることは、ワンちゃんの幸せにとっても、大切だと思ったからです。

このサイトも、お譲りした子と飼い主さんの幸せな生活に少しでもお役に立てたらいいなという想いで作りました。私は自分の犬との関わりを通して、子育てと犬を育てることはよく似ていると感じました。ですので、犬の躾を子育てと重ねてお伝えした方が理解しやすいように感じ、このサイトでも子育てと重ねて書かせていただきました。